
抜苦与楽の里

プロローグ
横浜に生まれ、52歳まで東京に住み、なんの目的も
なく日本を離れ、海外生活を13年して帰国。
その後、住み慣れた東京から遥か離れた
南国徳之島に移住。
ふと立ち止まってみれば、私もしっかり未曾有の
超高齢化社会の真っ只中なのだと思い知らされている。
2035年には65歳以上の割合が3人に1人に
なるという。
周りを見渡せば老人ばかりのこの島で、老人が
どう暮らす事がベストなのだろうかと考える日々。
そこで導き出したのが、F4, M4企画です。
新しいライフスタイル高齢者向けテーマパーク
『抜苦与楽の里』です。
日本中に建設されている様々な施設は、一見完璧見えるが、そこでできることは散歩ぐらいしかありません。
この里は人生二毛作を実現させる為、高齢者がその素養を遺憾なく発揮できる環境を備えた
街づくりを主眼として、都心では叶わない贅沢な時間を演出します。




高齢化社会の問題ってなんだろう

仏教で言う生老病死 の四苦であろう。
1.生苦 ── 生きる苦しみ この世に生を受けて、生きていくことが苦しみ 就業、所得
1.老苦 ── 老いの苦しみ あなたの容姿が醜くなる 健康
1.病苦 ── 病の苦しみ 年をとって、最終的には病気で死ぬ人が9割です。健康、福祉
1.死苦 ── 死の苦しみ 「死に対する恐怖」や「死にたくないという思い」から起こる苦しみを意味します
結局、人間は苦しみから逃れることはできない→思い通りにならないと言う苦しみになります。
苦しみ自体が問題を引き起こす根源である。
その苦しみを和らげるためには、希望、目標が重要であると言える。
P層からM, F3層までをロケットの一段目とすれば、M, P4層からの二段目が非常に価値ある人生の一コマであり、
新しい時代に突き進む加速の原動力は高齢者でなければなりません。
この改革の基本は、高齢者でも働ける場所の確保である。動かない人間は病気になりやすい。
それは、恒常性が失われるからと言われています。恒常性を保つには、体液、特にリンパ液の循環が不可欠です。
体液の循環機能が低下すると免疫力が低下し様々な病気を誘発してしまいます。
そうならない為にも目標を立て、無理のない働く環境を確保しなければなりません。
リタイアなど持ってのほか、隠居は100歳を超えた頃から考えて下さい。
『抜苦与楽の里』は生涯現役で生活できるようにサポートします。
人は一人では生きられません。一人で出来ることには限界があり、互いに助け合って生きる事が
高齢者テーマパークの理念です。

