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抽象的な紙の形

​イレ・コロストミーへの伝言

アンカー 1
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公共トイレのバリアフリーを、オストメイトのわが家にも。

排泄を止めるのではなく、排泄しても困らない環境をつくる。

公共施設などでは、身体の不自由な方やオストメイトが利用しやすいトイレの整備が進められてきました。
しかし、オストメイトが毎日の生活を送る「自宅」では、装具交換や排泄処理のための専用環境は、

まだ十分に普及しているとはいえません。
ウロストミー、イレオストミー、コロストミーでは、装具交換中にも尿や便・排液が突然出ることがあります。そのたびに作業を中断し、拭き取り、再び皮膚を整え、装具交換を続けなければならないことがあります。

そこで考えたのが、**「オストミーの日曜大工」**です。

人間がトイレに合わせるのではなく、トイレ・洗面・排泄処理・装具交換に必要な機能を、人間の一連の動作に合わせて配置したらどうだろう。排泄物を受け止める仕組みを装具交換の場所に設けることで、

「いつ出るだろう」と排泄を恐れながら交換するのではなく、「出ても受け止められる」

環境の中で、落ち着いて一連の作業を行えることを目指しています。
排泄 → 受け止める → 洗浄 → 乾燥 → 装具交換 → 後片付け
これらをできるだけ一か所で、毎回同じ順序で行えるようにする。
高価で大掛かりな設備ではなく、既存の住宅にも取り入れやすい方法で、**オストメイトの為の、

「わが家のバリアフリー」**を実現することが、この発想の原点です。

手続記憶
具体的に何が大変なのか?
​手続記憶として

   1、必要物品を準備

   2、所定の位置に座る

   3、鏡を見る

   4、タイマーをセット

   5、装具を外す

   6、ストーマ周囲を処理

   7、皮膚を確認

   8、新しい装具を準備

   9、所定の位置に貼る

10、排泄物を処理

11、使用済み用品を処理

12、手洗い

13、終了確認

 1、 装具交換そのもの

 2、 皮膚を守る作業

 3、 排泄物の処理

 4、 外出時の処理

 5、 夜間の処理

 6、 漏れへの対応

 7、 洗浄

 8、 臭い

 9、 装具の廃棄

10、装具を交換する場所

11、災害時

12、旅行

13、高齢者本人ではなく介護者が交換する場合

14、手先が不自由な人の交換

15、視力が弱い人の交換

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「発明の核心」

1996年 ロンドンのパブで見た男性用便器
尿はね問題への着想 

オランダのミツバチマーク
2020年「おしっこキット」
特許申請
2022年、膀胱癌
医療ロボット『ダビンチ』による手術 手術時間9時間40分
ウロストミーとなる
2025年6月「導尿バック携行容器」
特許申請
2026年6月 日本オストミー協会との出会い

イレオストミー・コロストミーの大変さを知る

2026年7月「オストミーの日曜大工」特許申請

「排泄・装具交換に必要な複数の作業を、所定の位置・
所定の手順・所定の操作によって連続的に実施できるシステム」
認知症とルーティンへ
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1. ♿ 車椅子・身体が不自由な方へ
人が設備に身体を合わせるのではなく、設備のほうを人の身体に合わせる。

車椅子を利用する方や、立ったりしゃがんだりする動作が難しい方にとって、排泄やストーマケアの際の「高さ」と「姿勢」は大きな問題になります。

「オストミーの日曜大工」では、排泄物を受け止める漏斗の高さや向きを調整できる構造を考えました。

車椅子の座面の高さや、それぞれの身体状況に合わせて使用位置を調整することで、無理な姿勢をできるだけ減らし、排泄や装具交換を行いやすい環境を目指しています。

また、手を使いにくい方でも操作しやすいよう、フットスイッチによる洗浄操作なども取り入れています。

「できないから誰かに頼む」の前に、「環境を変えれば自分でできることはないだろうか」。

それが、この設備を考えるうえで大切にしている発想です。

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2. 🌸 **「オストメイト(ウロ・イレ・コロストミー)の方へ」**
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排泄を止めるのではなく、排泄しても困らない装具交換へ。

ストーマからの排泄は、自分の意思だけで「今は出ないで」と止められるものではありません。

装具を外し、ストーマ周囲を清拭し、皮膚を乾燥させ、「さあ新しい面板を貼ろう」とした瞬間に尿や便・排液が出ることもあります。

すると、もう一度拭く。
もう一度洗う。
もう一度乾かす。

そして「また出るのではないか」と気にしながら装具交換を続けることになります。

私が考えたのは、排泄そのものをコントロールすることではなく、排泄が起きても作業を続けやすい環境をつくることでした。

「オストミーの日曜大工」では、装具交換中に排泄が起きても、排泄漏斗で受け止められる環境を目指しています。

排泄 → 受け止める → 清拭・洗浄 → 乾燥 → 皮膚確認 → 装具装着 → 後片付け

これらの作業を、できるだけ同じ場所、同じ姿勢、同じ順序で行えるようにする。

これが「オストミーの日曜大工」の基本的な考え方です。

「ミラー」の部分

鏡で「見える」装具交換へ

ストーマの位置や周囲皮膚の状態を自分の目で確認しながら作業できるよう、ミラーを配置しています。

「見えにくい場所を勘に頼って作業する」のではなく、ストーマと皮膚を確認しながら、落ち着いて一つずつ作業する。

特に高齢になったときや、身体を曲げにくくなったときにも、できるだけ無理の少ない姿勢でセルフケアを続けられる環境を目指しています。

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3.「37秒の法則」
「37秒」は私自身の身体から見つけたリズムです

私自身はウロストミーです。

装具交換を繰り返す中で、「尿が出てこない時間を、もう少し正確に予測できないだろうか」

と考えるようになりました。

そこで24時間を時間帯に分け、尿量や排尿のタイミングを記録し、自分自身の身体を観察しました。

その結果、私の場合は装具交換の作業に利用できる一つの目安として、**「37秒」**という時間を導き出しました。

しかし、37秒という数字がすべてのオストメイトに当てはまるわけではありません。

ウロストミー、イレオストミー、コロストミーでは排泄の仕組みが違います。また、食事、水分摂取量、時間帯、体調、生活習慣などによっても、一人ひとり異なります。

大切なのは「37秒」という数字ではなく、自分自身の身体のリズムを知ることです。

食べた時間。
飲んだ時間。
排泄した時間。
排泄物の量や状態。
装具を交換した時間。
交換中に排泄があったか。

これらを記録していくことで、

「自分の場合、いつが比較的交換しやすいのか」

という本人固有のリズムが見えてくる可能性があります。

私はこれを、一人ひとりが自分自身で見つける**「自分の黄金リズム」**と考えています。

あなた自身の「黄金リズム」を探してみませんか?
食事・水分・排泄・装具交換を14日間記録して、自分自身の生活リズムを見つけるための
記録表です。
【14日間オストミー生活記録表(Excel版)】
4.🏡 ご家族・健常者の方へ
🏡 一緒に暮らすご家族にも使いやすいトイレへ
オストメイト専用にして、家族が使いにくくなっては意味がありません。

私が目指したのは、オストメイトのための機能を追加しながら、これまで通り家族も同じトイレを使用できる住宅設備です。

排泄漏斗は、オストメイトの排泄処理だけでなく、男性の立位排尿時の飛沫を減らし、便器周辺や床・壁の清掃負担を軽減するという、私が「おしっこキット」以来取り組んできた発想にもつながっています。

使用しないときには家族の邪魔にならない位置へ移動できるようにする。

オストメイトだけが便利なのではなく、一緒に暮らす人にも負担を増やさない。

それも「わが家のバリアフリー」に必要な条件だと考えています。

5.⚡ 災害時・断水時
⚡ 災害時・断水時にも「いつもの手順」をできるだけ続ける

大規模災害では、停電だけでなく断水や下水道の損傷によって、普段使っているトイレが使用できなくなることがあります。

オストメイトにとっては、単に「トイレが使えない」という問題だけではありません。

排泄物の処理、ストーマ周囲の清拭・洗浄、装具交換、使用済み装具の処理などを、限られた環境の中で行わなければなりません。

「オストミーの日曜大工」では、こうした状況も想定し、外部の水道や家庭用電源が利用できない場合にも対応できるよう、洗浄用の水を確保するタンクやバッテリーによる作動方法を検討しています。

また、住宅を大きく改造せず設置できる方法として、突っ張り式の設置方法も採用しています。

日常生活で使い慣れた設備を、災害時にも可能な範囲で使い続ける。

災害が起きてから初めて特殊な方法を覚えるのではなく、日頃から繰り返している手順を非常時にも生かす。

これが「オストミーの日曜大工」と災害対策をつなぐ考え方です。

​車椅子、健常者も排泄できる
​収納時の利便性

モニター品についての大切なお知らせ

ホームページに掲載しているCG画像は、将来の製品化・量産化を想定して制作した完成イメージです。

現在お試しいただくモニター品は、実際の生活環境で機能や使いやすさを確認するため、部材を組み合わせ、一台ずつ製作・調整している試作段階のものです。

そのため、CG画像と実際のモニター品では、形状、材質、仕上げなどが異なる部分があります。

そして、その違いも含めて皆さんに評価していただきたいと考えています。

ウロストミー、イレオストミー、コロストミーでは排泄物の性状も異なります。

身長、身体の動かしやすさ、ストーマの位置、使用している装具、住宅のトイレ環境も一人ひとり違います。

開発者一人の経験だけでは、すべてを知ることはできません。

だからこそ、実際のオストメイトの皆さんに使っていただき、

「ここは便利だった」
「ここは使いにくかった」
「この高さでは困った」
「こうすればもっと使いやすい」

という率直な声を聞かせていただきたいのです。

モニター募集は、完成品を宣伝するためだけのものではありません。

皆さんの経験を次の改良につなげ、より使いやすいものへ一緒に育てていくためのモニターです。

ご協力いただいた結果は、今後の改良・検討に大切に活用させていただきます。

この発明の主役は「装置」ではありません。

私が作りたいのは、単なる便利な道具ではありません。

排泄のために人間が右往左往するのではなく、人間に合わせて環境の側を変えること。

自分の身体のリズムを知り、できることは自分で行い、必要なときには環境に助けてもらう。

「排泄を止める」のではなく、「排泄しても困らない」。

そんな生活環境を、オストメイトの「わが家」に作ること。

それが、私が「オストミーの日曜大工」に込めた考えです。

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